バックアップとリストア 画面では、現在接続されているカメラや MXBUS モジュールのシステム設定値を暗号化して SDカードへバックアップしたり、必要に応じてバックアップからリストアすることが可能です。
暗号はスーパー PINが基になります。スーパー PINが設定されていない場合は、 ユーザとパスワード 画面から設定できます。
システムのバックアップは、 バックアップを開始する ボタンをクリックして作成できます。バックアップは最大 5個まで可能です。そのため、6個目のバックアップを作成すると、一番古いバックアップが削除されます。
すべてのバックアップには固有のタイムスタンプが存在するので、バックアップを区別する際に役立ちます。
リストアするバックアップを選択して、スーパー PINを入力してください。次に、 設定をリストアして再起動 ボタンをクリックします。設定がリストアされると、プロセス完了のためカメラは自動で再起動します。
すべてのバックアップは現在のスーパー PINで暗号化されています。スーパー PINが変更されると、カメラは自動的に既存のバックアップの暗号化を調整します。
以前使用されていた既存のバックアップを使用して再度カメラを起動状態に戻したり、もしくは新しくスーパー PINを設定すると、特殊な状態が発生します。セキュリティ上の理由から、既存のバックアップへアクセスできなくなります。さらに、新しいバックアップも作成できなくなります。
再度バックアップへアクセスするには、スーパー PINを前回使用されていた数字に変更し直してください。この操作ができない場合 (例:以前のスーパー PINを忘れてしまったなど) でも、既存のバックアップを削除することが可能です。カメラの暗号化メカニズムを再度初期化することで、新しいバックアップが作成できるようになります。
すべてのバックアップを削除 ボタンをクリックして、SDカードに保存されているバックアップをすべて削除することができます。この操作は、当初の目的と異なる使用がなされている場合に有効です。
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