このページはレギュラー記述の考え方を簡単に紹介するもので、完全なものではありません。項目に対する詳細情報は Regular Expressions Jeffery E. F. Friedl著 O'REILLY をご覧ください。Friedl著 O'REILLYをお勧めします。
レギュラー記述は文字列のテストに使用する検索パターンです。例として、シリアルインターフェース経由で送られたIPメッセージやデータのメッセージをテストするためにレギュラー記述を使用できます。レギュラー記述は検索したい一つまたは複数の文字や一定の機能を果たす特殊文字でできています。
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2003-09-22 12:24:50 roboctrl ready
2003-09-22 12:24:51 roboctrl starting process
2003-09-22 12:25:25 roboctrl finished in 34sec
2003-09-22 12:25:30 roboctrl ready
2003-09-22 12:25:31 roboctrl starting process
2003-09-22 12:25:33 error: no material found
2003-09-22 12:25:33 roboctrl stop on error
例の最終行のようなエラーを装置が返信すると、レギュラー表現 stop.*error
はイベントをトリガします。
以下の表の左欄から文字やバックスラッシュ"\"あるいはマイナス"-"記号を探したいときは、バックスラッシュ "\
"( マスキングとも言われる)を頭につけてください。
文字 |
機能 |
---|---|
^ |
^ 記号は文字列の先頭を示します。 |
$ |
$ 記号は文字列の終端を示します。 |
。 |
終止符は 1 文字に対するプレースホルダです。 . 記号を探す場合は、前にバックスラッシュ"\"を置いてマスクしてください。この場合、表現 |
* |
アスタリスク 記号は繰り返しオペレータで、先行する文字が無い場合や無制限に繰り返すという意味です。 |
+ |
プラス 記号は類似した繰り返しオペレータで、先行する文字が一つあるいは無制限に繰り返すという意味です。 |
? |
クエッションマーク は先行する文字が一回だけ現れるか、まったく出ないことを意味します。 |
[ ] |
[スクエアブラケット] で囲まれた記述は文字のクラスを表します。 文字列のクラスはリストあるいはレンジで定義されます。 例として、 文字のクラスは、キャレット記号"^"を前に置くことにより、反転することもできます。 |
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