カメラがネットワークに接続されると、SIP電話 ( Voice over IP、 VoIP 電話) や通常の電話機から呼び出しすることが可能です。
そして、電話のタッチトーンキーを使用してカメラをリモート制御することが可能です。電話はトーンダイヤル(Dial Tone Multi-Frequency)をサポートしていなければなりません。 タッチトーンダイヤルとも呼ばれます。VoIP 電話や SIPプロバイダを使用すると、DTMFダイアルトーンもサポートします (詳細情報は、 VoIP 設定 ヘルプページを参照)。
この機能は Web モデルと Basic モデルでは使用できません。
カメラから VoIP音声通話の呼び出しに答えるためには、まず 電話着信設定 ダイアログでアクセスの設定が必要です。
この画面でカメラが応答するであろう電話番号(MSN)を入力してください。さらに、呼び出しに応答する時にカメラが再生するメッセージを選ぶことができます。
パラメータ |
説明 |
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電話着信 |
音声電話の呼び出し (通常の電話機や VoIP電話から) に対してカメラの応答の仕方を選択します。 VoIPのオプションが表示されていない場合は、 VoIP 設定 ダイアログの VoIP を有効にし、任意の設定を入力してください。 |
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承認済みの電話番号または SIPアドレス |
カメラはかかってきた全ての着信 (推奨されていません) または、ここで入力する電話番号だけに応答するよう設定が可能です。 受け付ける電話番号のリストを作るには、テキストボックスに電話番号および SIPアドレスを入力して下さい。 カメラソフトウェアが、電話番号や SIPアドレスの見つけ方や入力を補助します。このリンクをクリックすることによって、カメラを呼び、このダイアログをリロードするか、再び開いてください:電話着信設定。最後に呼び出した電話番号、または SIPアドレスが表示され、対応するボタンをクリックしてテキストボックスにコピーします。 注記このテキストボックスを空に放置している時は、カメラはすべての呼び出しに答えます。これはセキュリティ上の理由で推奨されません。 |
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ウェルカムメッセージ |
音声メッセージ管理 ダイアログを使用して、保存されている音声メッセージのいずれかを選択します。カメラはすべての着信に対してこのメッセージを再生します。 |
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PINコード |
カメラの不正アクセスを避けるために Personal Identification Number (個人認証コード)を入力してください。PINを設定後、カメラとの接続はすべてプッシュボタンでこの番号入力が必要です。この機能はプッシュホンを使ってカメラを呼ぶ場合に動作します (DTMF)。 VoIP 電話 および SIPプロバイダを使用する場合、プロバイダが DTMFプッシュホンをサポートしているか確認してください。そうでないと、カメラにアクセスできません。 |
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音声モード |
カメラに接続後、音声モードを選んでください。
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通話設定 |
通話 モードはインターホン的な動作です。音質劣化を防ぐため、カメラのマイクロホンはあなたが話している間は動作しません。
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電話接続終了 |
通話中でも最短継続時間経過後電話回線を切ります。 |
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Eメールプロファイル |
カメラに接続できた後に、プッシュボタンの "5" を押すと、最後のイベント画像をEメールでおくることが可能です。 送信に使用する Eメールプロファイルを選択してください。 Eメールプロファイル で作成したプロファイルの中から選ぶことができます。 |
カメラと電話接続できるようにすると、だれもがカメラに電話接続可能になります。カメラへの不正アクセスを防止するために、アクセス制限が必要です。
カメラに接続許可する電話番号および SIPアドレスを入力してください。
電話発信者がカメラをリモート制御する前に、電話から入力すべき PIN番号を設定してください。
カメラの VoIPインターフェースを使用する場合に LED設定 ダイアログでデフォルト設定を選択すると、 MOBOTIX カメラの LEDシグナルは以下のように動作します。
SIP 設定:VoIP LEDは 1 Hzで点滅します。
カメラに SIPサーバが正常に登録された場合:VoIP LEDは 2 Hzで点滅します。
エラー:VoIP LEDが点滅します(約 250ミリ秒 オン/オフ)。
VoIP (SIP) インターフェースでボイス接続が確立された場合、LEDシグナルは以下のように動作します。
受話 または 送話:常時 VoIP LEDをオン
相互通話:カメラの スピーカー が有効になると、下の LED 3個が点灯します (カメラオペレータ側から見ると "通話中" 状態)。カメラの マイクロホン が有効になると、上の LED 3個が点灯します ("受話中")。
マイクとスピーカーの間で切り替えのない相互通話:上下の LEDが点滅します。他の LEDは継続して点灯します。
カメラに電話接続した後、このダイアログで設定した音声モードへ切り替えます。"受話" を選ぶと、例えばカメラマイクの収録音を聞くことができます。
電話のプッシュボタンを使用して、カメラのメインメニューにコマンドを送ることが可能です。
電話機の、 0 から 9のプッシュボタンを押して動作選択してください。カメラはあなたがどのコマンドを選んだのか、番号通知します。
コマンドを確認後、 # ボタンを押して実行します。
# ボタンを押す前に、他のコマンド選択するために他のプッシュボタンを押すことが可能です。
カメラがコマンドを確認応答していない場合、このコマンドは利用できません。
プッシュボタン |
機能 |
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1 |
信号出力アクションプロファイル Aをトリガする ( ワイヤ割り当て ダイアログの ドアオープナ 設定を参照)。 |
2 |
利用不可 |
3 |
信号出力アクションプロファイル C ( 配線の割り当て ダイアログの 照明 設定を参照) をトリガします。 |
4 |
カメラの日付と時間を通知します。 |
5 |
最新のイベント画像を添付してEメールします。 Eメール用に設定したプロフィールに送信します。 |
6 |
User Click(UC) イベントをトリガする。 |
7 |
音声モードを「聞き取り」に切り替える。 マイクロホンの収録音を聞くことができます。その間はカメラのスピーカーは動作停止します。 |
8 |
音声モードを「送話」に切り替える。 カメラのスピーカーを通じてアナウンスできます。その間はカメラのマイクロホンは動作停止します。 |
9 |
音声モードを「会話」に切り替える。 インターホンのように動作します。音の歪みを最小限にするため、話し中はカメラのマイクロホンを消音にします。 |
0 |
カメラ情報の通知:
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設定 ボタンをクリックすると、次にカメラが再起動するまでの間、設定内容が保存され有効になります。
出荷時設定 ボタンをクリックして、このダイアログに工場出荷時設定値をロードします (このボタンはすべてのダイアログにはありません)。
リストア ボタンをクリックすると、カメラに永久保存される前の直近の変更が元に戻ります。
閉じる ボタンをクリックするとダイアログが終了します。ダイアログを終了している間、システムは設定全体に変更があるかどうか確認をします。設定に変更が検出されると、システム設定値を永久に保存するかどうか確認されます。
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