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Multiwatcher

Multiwatcher 画面では、実際には 1台のカメラだけで実行されている複数のカメラを、簡単に設定することができます。ダイナミック DNSが利用できるルータを使用することで、このアプローチではカメラへのアクセスが許可されます。例えば、ルータ/ファイアウォールの裏側にあるすべてのカメラを確認します。

カメラはテーブルレイアウトに、 1台につき 1列で表示されます。各列は 4行から成り、以下の情報が表示されます (上から下の順序)。

表示されているカメラにアクセスする場合、カメラは実際には Multiwatcherを起動しているカメラからアクセスされます (プロキシカメラ)。常に Multiwatcherを起動しているカメラです。プロキシカメラの Multiwatcher画面を使えば、ファイアウォールやルータの裏側のネットワークで起動するカメラであっても機能します。唯一の要件は、プロキシカメラを外部からアクセスできる状態にしておくことです。そのため、ファイアウォールなどは正確に設定してください。設定が整えば、ネットワークの内外からアクセスすることができるようになり、プロキシカメラから別のカメラのライブおよびアラーム画像が収集できます。

また、プロキシカメラから各カメラの認証情報 (ユーザ名やパスワード) を保存することができるので、 Multiwatcher画面を開くたびに、パスワード保護されたカメラへ毎回パスワード入力することなく表示することができます。Multiwatcher画面にアクセスするプロキシカメラでのユーザーのワンタイム認証で十分です。

注記

プロキシカメラはこの方法で利用できるカメラを探しているので、すべてのカメラの Zeroconf を有効にしてください (イーサネットインターフェース >Zeroconf)。 Zeroconfの詳細は、 イーサネットインターフェース のヘルプページを確認してください。

画面情報

ライブ画像

各カメラのライブ画像は、プレビュー画像 (160X120 ピクセル) として表示され、定期的に更新されます。更新間隔は Multiwatcher 設定 ダイアログから設定可能です。画像をクリックすると、別のウィンドウで元の大きさの画像を確認できます。

最後に保存したアラーム画像

各カメラで最後に保存したアラーム画像は、プレビュー画像 (160X120 ピクセル) として表示されます。画像をクリックすると、別のウィンドウで元の大きさのアラーム画像を確認できます。

最初のアラーム が発生すると (例:録画のトリガアラーム)、自動的にカメラは画像を更新します。

注記

記録停止 リスト、 記録開始 リスト、または 再トリガ記録 リストの 録画 ダイアログで有効にされているイベントが発生がすると、カメラは新しい記録をトリガしません。このようなイベントは 最初のアラーム をトリガしないため、アラームリストには表示されません。

アラームリスト

アラームリストには、最新のアラームにより記録された直近のアラーム画像に関するすべての情報が含まれています。リストのエントリをクリックすると、別のウィンドウで元の大きさのアラーム画像を確認できます。

カメラは、最初のアラームが検知されるたびに、リストを自動更新します。新しいエントリがあると、しばらくの間赤色で表示されます。 Multiwatcher 設定 ダイアログの 通知 を有効にすると、ユーザがアラームを確認しクリックするまでずっと赤色のままです。

ブラウザが音声をサポートしている状態で 音声通知 が有効にされると (ボタンが オン) 、カメラからアラーム音が再生されます。機能を一時的に使用不可にするためには、ボタンの オン をクリックします (ボタンが オフに切り替わる)。

Multiwatcher 画面の設定

Multiwatcher画面は複数設定することが可能で、それらの画面の各ページには複数台のカメラが表示できます。Multiwatcherの画面を切り替えるには、 スクリーン ドロップボックスから別画面を選択してください。

現在の画面を設定する場合、 設定画面 リンクをクリックし、対応の設定ダイアログを開いてください。

Multiwatcher 画面を変更すると、アラームリストの下側に 保存 ボタンが現れます。このボタンをクリックすることで、カメラのフラッシュメモリにすべての設定値が永久保存されます。

その他の機能

スタートページ画面の設定

言語とエントリー画面 ダイアログでは、Multiwatcher を スタートページに設定することができます。このページは、カメラがブラウザに接続すると自動で表示されます。

アラーム音の再生

カメラのライブやイベント画像の表示に ActiveX コントロールが使用さる場合 (Windowsの Internet Explorerに限る)、マルチビューレイアウトにあるカメラがイベントを検知すると、プラグインは自動で音声を再生します。対応のボタンをクリックすると、この機能が無効または有効になります。

Multiwatcher 画面の停止

停止 ボタンから、カメラ画像の更新処理を停止することができます。Multiwatcher 画面を再スタートするには、 開始 ボタンをクリックします。

設定値の保存

Multiwatcher設定 ダイアログで Multiwatcher画面を変更すると、カメラ全体のシステム設定値は 保存 ボタンをクリックすることで保存されます。


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