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MxBus モジュールのメッセージ設定

MXBUS モジュールのメッセージ設定 ダイアログでは、接続済みの MXBUS モジュールから送信するメッセージを設定することができます。特定のイベント検知すると、 MXBUS モジュールから MxMessageSystemを使用してメッセージが送信されます。メッセージを受信すると、モジュールは指定のアクションを実行します。

MxBus モジュールの管理 ダイアログから接続済みの MxBus モジュールが有効でで、ファームウェアが最新であることを確認してください。

注記

このページの項目や、利用できる設定に関してはツールティップで解説されます (バブルヘルプ)。項目上にマウスを動かすと確認できます (クリックは必要なし)。

メッセージの管理

まず始めに、 接続しているデバイのシステム設定のロード ボタンをクリックして接続されたモジュールからシステム設定値をロードしてください。

メッセージの編集 から MxMessageSystem 名を設定します。

有効な MxMessageSystem 名には、以下のルールが適用されます:

入力には大文字と小文字の区別があります。 新しいメッセージ削除 ボタンは、メッセージを新しく作成したり、既存のメッセージを削除するときに使用します。メッセージの削除は、別のデバイス設定に使用されれていない場合に可能です。入力フィールドから去ると、全メッセージが一時的にこのページに保存され、デバイスの設定フォームのドロップダウンフィールドの入力に使用されます。メッセージはまだデバイス設定に書き込まれていません。

すべてのメッセージには メッセージ範囲 を設定できます。この範囲で、メッセージ配布先が特定できます。次のような範囲の定義があります:

メッセージには、パラメータを含むことができるため、値の送信に使用されます。操作モードの "パラメータ" は、指定のシステム設定により、自動で選択されます。イベントメッセージは、送信されるパラメータのタイプにより特定の署名を取得します。メッセージのドロップダウンフィールドは、同種類のメッセージのみを使用して、自動で入力、更新がなされます (例:同署名)。

デバイスの MxMessageSystem を設定

システム設定値がロードされると、ダイアログには検出された全ての MxBus モジュールがメッセージセクションの下にリストで表示されます。モジュールの機能により、対応するフォームの項目には、そのモジュールで利用できる機能設定のサブセクションが含まれます。例::

入力

モジュールが入力を持っている場合にのみ、 入力信号 の設定セクションが表示されます。追加 から、現在の入力信号設定のために新しいラインが生成されます。この設定ラインの削除は、対応の 削除 ボタンをクリックしてください。初めのドロップダウンである エッジタイプ を使用して、エッジトリガ (立下り、立ち上がり、両方)、レベル期間、またはパラメータを設定します。他の選択フィールドは、最初の選択に準じて入力されます:

  • エッジトリガを使用する場合、2番目のドロップダウンフィールドにはトリガ時に送信するメッセージが含まれます。

  • レベル期間を使用するい場合、テストに使うレベルのタイプ () およびメッセージをトリガする期間を選択します。また、次のメッセージを送信する前の停止時間として、デッドタイムが設定できます。

  • パラメータを使用する場合、2番目のドロップダウンフィールドには署名に対応したメッセージが含まれ、入力状態の送信にも使用されます。

出力信号

モジュールが出力を持っている場合にのみ、 質力信号 の設定セクションが表示されます。追加 から、現在の出力信号設定のために新しいラインが生成されます。この設定ラインの削除は、対応の 削除 ボタンをクリックしてください。最初のドロップダウンフィールドには、メッセージ受信時に実行する生成されたメッセージ名が表示されます。2番目のドロップダウンフィールドには実行するアクションが表示され、また選択によってはさらに多くのフィールドが表示されます。

  • オフ:メッセージを受信すると、出力をオフに切り替えます (出力を開く)。

    • ロック タイマーによる出力状態変更を防ぎます。

  • オン:メッセージを受信すると、出力をオンに切り替えます (出力を閉じる)。

    • ロック タイマーによる出力状態変更を防ぎます。

  • 切り替え:メッセージを受信ると、出力を切り替えます。

    • ロック タイマーによる出力状態変更を防ぎます。

  • タイマー:秒単位の切り替え時間を設定します。出力は設定した時間の間、指定の状態に オン または オフ に切り替わります。

    • ロック は、タイマーが起動している間の出力状態の変更を防ぎます。

  • パラメータ:受信メッセージに含まれたパラーメタにより、出力の初期状態を変更します。

RFID

指定の RFIDカードを提示すると、 KeypadRFID や BellRFID でメッセージがトリガされます。この機能を使用するには、テキストフィールドにカードの固有の識別子 (UID) を追加してください。この識別子には、16進記号 (0-9, A-F) で、最大 16文字まで使用できます。

音声フィードバック

音声フィードバック機能を持つモジュールは、メッセージや対応のフィードバックタイプを追加/削除することができます (エラー成功アラーム)。

ビジュアルフィードバック

ビジュアルフィードバック機能を持つモジュールは、メッセージや対応のフィードバックタイプを追加/削除することができます (エラー成功アラーム)。

キー

BellRFIDなどのモジュールには、該当のベルボタンをトリガするためのメッセージを利用可能なエッジに設定することができます。 パラメータ 設定を使用する場合、メッセージはベルボタンの状態をパラメータとして送信します。それに応じて、署名に対応したメッセージだけを選択することができます メッセージの管理)。

KeypadRFID

KeypadRFID には特定の設定項目があります。異なるメッセージに、番号コードをマッピングするために使用します。各番号コードは、最大 16桁の数字が使用できます。

MX-GPS-Boxのセンサ

MX-GPS-Box には、温度センサ、照明センサおよび GPSセンサが搭載されています (日付、時間、位置)。センサの測定値は、送信メッセージのパラメータとして添付することができます。メッセージは、タイマーを使用して秒単位で指定した時間を超えた場合に、または選択したメッセージを受信した場合に送信することができます。タイマーのデフォルト時間の長さは 5分間です (300秒)。これにより、メッセージの送信頻度が制御できます。

MX-Proximity-Boxのレーダーセンサ

MX-Proximity-Box は動きを検出するとメッセージをトリガします。 再発時間 は、新しいメッセージを送信する前の停止時間を指定します。センサ範囲として、 付近 (near) または 遠方 (far)が選択できます。また、 振幅アプローチ速度および 逃げる速度 をプリセットしたセンサ値が組み合わさった 動作プロファイルを使用することができます。これらの値は、 カスタム プロファイルモードを使用するときにカスタマイズすることができます。

システム設定値の保存

モジュールのシステム設定が終了すると、現在の設定値はモジュールセクションの下部にある システム設定を書き込む ボタンから保存することができます。全モジュールの設定値を一度に保存する場合は、ダイアログの下部にある 完全なシステム設定値を転送 をクリックしてください。

システム設定値のロード

システム設定全体をロードするには、ダイアログ下部ある 接続しているデバイスのシステム設定のロード ボタンをクリックしてください。フォームには、対応のモジュールや設定項目が表示されます。個別のモジュール設定をロードすることができます。これは、ダイアログで対応のデバイスセクションのみ更新します。

デフォルト設定値の生成

ダイアログ下部にある すべてのデバイスのデフォルト設定を作成します ボタンをクリックして、プリセット値でシステム設定を作成します。これにより、接続されたすべてのモジュールの設定項目が、正しいデフォルト値と対応するメッセージと一緒に作成されます。各モジュールの設定は手動で行えます。

出荷時設定値

すべてのモジュールを、工場出荷時のデフォルト設定値にリセットすることが可能です。これにより、ダイアログで設定されたデバイスへの設定変更はすべて破棄されます。すべてのモジュールの変更を同時に破棄する (ページ下部の 工場出荷時設定値 から) 、または各モジュールの変更を破棄する (デバイスセクションの下部工場出荷時設定値 から) ことができます。


システム設定値の保存

設定 ボタンをクリックすると、次にカメラが再起動するまでの間、設定内容が保存され有効になります。

出荷時設定 ボタンをクリックして、このダイアログに工場出荷時設定値をロードします (このボタンはすべてのダイアログにはありません)。

リストア ボタンをクリックすると、カメラに永久保存される前の直近の変更が元に戻ります。

閉じる ボタンをクリックするとダイアログが終了します。ダイアログを終了している間、システムは設定全体に変更があるかどうか確認をします。設定に変更が検出されると、システム設定値を永久に保存するかどうか確認されます。


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