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メッセージのネットワーク配信

メッセージのネットワーク配信 画面では、カメラ間で転送されるメッセージを設定します。メッセージシステムの物理ネットワーク 1つに対して、カメラを 32台まで使用できます。 ブロードキャスト 配信を選択すると、本制限は適用されません。

インターフェース共通設定

パラメータ

説明

ネットワーク

ネットワーク上のカメラ間で転送するメッセージを使用可/使用不可にします。

パスワード

転送メッセージの暗号化に使用する 6文字以上のパスワード(対称鍵)。

配信タイプ

以下の 2つの配信タイプから選択します。

  • ブロードキャスト は、受信者が実際にメッセージを受け取ったかどうか保証しません ("一方向" (Fire And Forget))。転送エラーは、メッセージの再送信では解決されません。メッセージは特定の順序で受信者に送信されません。ネットワーク上ではメッセージシステムのユーザ数に上限がありません。

  • マルチキャスト は、順番通りに受信者へメッセージを送信します。転送エラーは、メッセージの再送信で解決されます。メッセージは、すべての受信者へ配信されるか、(伝送エラーが持続される場合は) どの受信者にも配信されません。ネットワーク上ではメッセージシステムの受信者数は 32に制限されています。

配信タイプ別設定

配信タイプの選択により (マルチキャストブロードキャスト、 上述参照)、別々のオプションが設定できます。

配信タイプ

説明

マルチキャスト

  • マルチキャスト・ポート: メッセージは、特定のポートおよび以下で提示されたポートから、UDPユニキャストかマルチキャストで転送されます。ネットワークで複数の独立したメッセージシステムを起動させる場合、別々のポートを割り当てます。少なくとも、数字が 2つ以上異なるポートを使用してください。

ブロードキャスト

  • ブロードキャスト・ポート メッセージは、特定のポート上で UDPブロードキャストを使用して転送されます。ネットワークで複数の独立したメッセージシステムを起動させる場合、別々のポートを割り当てます。

  • 再発: このパラメータは、メッセージの再送頻度を特定します。大量のメッセージを送信することで、受信率は高まりますが、同時にネットワーク負荷が重くなります。

  • ポーリング頻度 このパラメータは、メッセージの再送頻度 (毎秒) を特定します。高頻度の場合は待機時間が減りますが、ネットワーク負荷は上昇します。

  • 最大時間差異: メッセージタイムスタンプとシステム時刻の最大差異。時間に大差のあるメッセージは破棄されます。メッセージシステムに関連するコンポーネントは、NTPを使用して時刻同期を行ってください (設定は 日付と時間 ダイアログで行えます)。


システム設定値の保存

設定 ボタンをクリックすると、次にカメラが再起動するまでの間、設定内容が保存され有効になります。

出荷時設定 ボタンをクリックして、このダイアログに工場出荷時設定値をロードします (このボタンはすべてのダイアログにはありません)。

リストア ボタンをクリックすると、カメラに永久保存される前の直近の変更が元に戻ります。

閉じる ボタンをクリックするとダイアログが終了します。ダイアログを終了している間、システムは設定全体に変更があるかどうか確認をします。設定に変更が検出されると、システム設定値を永久に保存するかどうか確認されます。


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