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Eメールプロファイル

Eメールプロファイル ダイアログを開き、Eメールで自動的に画像を送るためのプロファイルを作成・管理します。

Eメール経由で画像を送信するためには、 タイムタスク ダイアログ、または アクショングループ一覧 の詳細画面で、少なくとも 1つプロファイルの作成が必要です。

Eメール送信に MOBOTIX カメラを使用

MOBOTIX カメラは受信者への報告(特別な区域への無断侵入など)用に、Eメールで画像を送ることが出来ます。

Eメールプロファイルは複数設定することが可能です。全てのEメールプロファイルは、一つのEメールアドレスに送るのに要求される全ての情報を含んでいます。転送は タイムタスク 画面で定義されたタスクにより、または アクショングループ一覧 画面で定義するイベントによりトリガーされます。

主題行のダイナミックテキスト例で説明があるように、テキストは自由に入力ができ、事前定義された 変数を使用することができます。

グローバルオプションとプロファイルオプション

このダイアログには、すべてのプロフィールで使用できる グローバスオプション と各プロフィールでのみ有効な プロファイルオプション があります。

頻繁に使用するパラメータの入力にはグローバルオプションを使用することをお勧めします (例: SMTP サーバ安全な接続認証方法ユーザ名 および パスワードなど)。全体の値を使用する場合はフィールドを空欄にしてください。

プロファイルとオプション

注記

プロファイルの全部のオプションを表示するには 全体 ボタンをクリックしてください。

個々のプロファイルについて、 Eメールプロファイル 画面で以下のパラメータを設定する:

オプション

説明

メールのプロファイル n

他と重複しないプロフィール名を入力します。

タイムタスクアクショングループ一覧 の詳細画面で、時間あるいはイベントによるファイル転送を行うために、作製済みのプロファイルを選ぶことができます。

宛先アドレス

Eメールを届ける送信先のアドレスを入力します。

例: myname@myaddress.com

送信者アドレス

送信者(有効な)アドレスを入力する。そうしないと、Eメールは送信されません。

例: myname@mycompany.com

返信アドレス

エラーが生じた時、Eメールはこのアドレスに送信されます。通常、管理者のアドレスか、カメラユーザのアドレスを入力します。

主題

Eメールの主題分にこのテキストが表示されます。このオプションの使用例は、 主題行のダイナミックテキスト例 のヘルプページを参照してください。

ip-message

このテキストは、Eメールのテキストエリアに表示されます。 変数プレースホルダを含んだダイナミックテキストが利用できます。

アタッチメント

転送するデータ形式を選択します。

アタッチメントイメージ

全部のFTPプロファイルについて、現在表示されている画像フォーマットとは別に、特別な画像フォーマットを与えることができます。 画像プロファイルとしてカメラに保存されます。

画像のプロファイル ダイアログで設定した画像プロファイルを1つ選択します。

注記

MxPEG がカメラで有効の場合、 画像プロファイルを使用してカメラから画像を取り出すと、フレームレートは 10秒間削減されます。

アタッチメントビデオクリップ

送信用の画像ファイルの形式を選択します:

  • MxPEG クリップファイル:音声付きの MxPEG クリップで画像データを転送します。

  • JPEGファイル:JPEGファイルで画像データを転送します。

クリップフレームレート およびイベントの前後に含める時間を指定します(までの時間 および 後の時間)。

注記

これらのボックスで指定したフレームレートはさまざまな要因(イベント時のプロセッサの負荷など)に左右されるため、指定したフレームレートを下回る場合もあります。

特に、 Setup Menu > 一般画像設定Playback has Priority 設定からアラーム前フレームレートを 2fpsに削減ができます。

アタッチメントシステムメッセージ

システムメッセージの範囲 を設定して、指定した範囲のシステムメッセージを挿入します。

アタッチメント計数ラインレポート、ヒートマップ

統計のエクスポートプロファイル のドロップダウンから、計数ラインまたはヒートマップレポートのプロファイルを選択し、エクスポートでアタッチメントとして使用します。

安全な接続

以下にある暗号化接続のタイプがサポートされています:

  • なにもしない

  • STARTTLS:カメラは、未暗号化状態の接続を使用して SMTPサーバに通信します。サーバが STARTTLSをサポートしている場合、自動的に暗号化接続として再確立されます。出荷時設定ポートは 25。

  • SSL/TLS:カメラは、暗号化された接続を使用して SMTPサーバに通信します。出荷時設定ポートは 465。

認証方法

認証手続きには以下のものが用意されています。

  • 認証手続きなし

  • SMTPログイン:このユーザ名とパスワードを使用して、カメラは SMTPサーバにログオンします。

  • SMTPの前にPOP:SMTPサーバに通信する前に、このユーザ名とパスワードを使用して、カメラは POP3サーバにログオンします。

SMTPサーバ

EメールサーバのIPアドレスまたは名前。あなたが契約しているインターネットプロバイダ、またはネットワーク管理者から情報入手して下さい。

以下の条件が全て満たされていることを確認して下さい:

  • イーサネットインターフェース 、と ゲートウェイ は特に正確に設定されていること。

  • シンボル名(例: ftp.myserver.com)を使用するときは、 DNSサーバイーサネットインターフェース ダイアログで定義 しなければなりません

  • あなたのLANのファイアウォールはカメラがEメールを送信出来るように設定されていなければなりません。

POP3サーバ

POP3 サーバの IPアドレスまたは名前を入力します。あなたが契約しているインターネットプロバイダ、またはネットワーク管理者から情報入手して下さい。

注意

  • 認証方法で SMTPの前にPOP が選択された場合にのみ、このパラメータは表示されます。

  • PO3サーバとの通信は、一度も暗号化されません。

ユーザ名

SMTPサーバにログインするためのユーザ名を入力します。ユーザ名はインターネットプロバイダあるいは、システム管理者によって与えられます。

注記

SMTP ログイン または SMTPの前にPOP のどちらかの認証方法が選択された場合にのみ、このパラメータは表示されます。

パスワード

SMTPサーバにログインするためのパスワードを入力します。パスワードはインターネットプロバイダあるいは、システム管理者によって与えられます。

注記

SMTP ログイン または SMTPの前にPOP のどちらかの認証方法が選択された場合にのみ、このパラメータは表示されます。

署名

このパラメータが有効の場合、カメラは生成またはアップロードされた SSL証明書を使用して、このプロファイルから送信するEメールに署名します。追加情報は、 ウェブサーバ のヘルプページを参照してください。

テストプロファイル

1つ以上のプロファイルを作成または修正した場合、、プロファイルのテストを行ってください ( 設定 および 閉じる ボタンでダイアログを終了し、システム設定を永久保存していること)。 ネットワーク設定をチェックしてください からテストしてください。プロファイルの後ろにある 転送 ボタンをクリックし、 ネットワークテストログ ウィンドウで出力を監視してください。この項目に関する詳細は、 ネットワーク設定をチェックしてください のヘルプページを参照してください。

プロファイル追加

ダイアログの最後にある 新しいプロファイルの追加 を使用して、新しいプロファイルを作成してください。プロファイル内容を説明する名前で上書きしてください。別のダイアログ゙で見分けるためにこの名前が使用されます (例: アクショングループ゚の詳細画面)。

プロファイルの削除

プロファイルを削除するには、プロファイルの上部にある 削除 チェックボックスを使用可にしてください。ダイアログの下にある 設定 ボタンをクリックするとプロファイルが削除されます。

変更済みプロファイルの保存

設定 ボタンをクリックして作製したプロファイルを確認します。プロファイルが違っていたり入力ミスがあれば、すぐに修正するか正しく入力してください。エラーが無ければ、プロファイルは 一時的に保存されています。

注意

  • 新しく作成したプロファイルや変更を加えたプロファイルは、カメラ全体のシステム設定を保存するときに永久保存されます。

  • 新規あるいは変更した Eメールプロファイルを使用するために、カメラの再起動は必要 ありません

主題行のダイナミックテキスト例

変数 または プレースホルダを使用すると、カメラは送信する Eメールに情報を統合することができます。

例1 プロバイダや DHCPサーバから割り当てられるカメラの IPアドレスを主題に含める

主題行の定義

$(id.nam):Ereignis=$(fpr.eno) IP=$(ID.ET0)

説明

$(id.nam)

カメラ名

$(fpr.eno)

イベント番号

$(ID.ET0)

DHCPからカメラが取得した IPアドレス

例2 外部センサで接続した信号入力の状態を主題に含める

主題行の定義

$(id.nam):Internal PIR=$(SEN.PIR)% Signal Input=$(SEN.SIN)

説明

$(id.nam)

カメラ名

$(SEN.PIR)

内部 PIRレベル (%)

$(SEN.SIN)

信号出力状態


システム設定値の保存

設定 ボタンをクリックすると、次にカメラが再起動するまでの間、設定内容が保存され有効になります。

出荷時設定 ボタンをクリックして、このダイアログに工場出荷時設定値をロードします (このボタンはすべてのダイアログにはありません)。

リストア ボタンをクリックすると、カメラに永久保存される前の直近の変更が元に戻ります。

閉じる ボタンをクリックするとダイアログが終了します。ダイアログを終了している間、システムは設定全体に変更があるかどうか確認をします。設定に変更が検出されると、システム設定値を永久に保存するかどうか確認されます。


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