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イベントメッセージ

メッセージイベント ダイアログには、着信メッセージに基づいたカメラアクションをトリガする、すべてのイベントセンサが準備されています。

メタイベントを使用した誤アラームの防止

イベントのフィルタには、カメラの イベントロジックが使用できます。このダイアログでは、リンクしたイベントが特定のシーケンスや時間枠で発生した場合にのみ、 ロジック イベントを生成するためにイベントをリンクすることができます。 イベントカウンタからイベントをフィルタすることも可能です。特定の時間枠にある回数のイベントが発生した場合にのみ、イベントが生成されます。

共通設定

オプション

説明

イベント・デッドタイム

イベント・デッドタイムでは、イベント発生後に同じプロファイルからの新しいイベントを認識しない時間範囲を定義することができます (0~3600 秒)。

イベント・デッドタイムを設定すると、例えば複雑なアクション (有効な画像検出領域内の人の往来) によりトリガされる複数のイベントの発生を防止することができます。

イベントセンサタイプの説明

イベントセンサタイプ

説明

ネットワークメッセージ

TCP/IP経由でIP通知を受け取ると、カメラはイベントを発生します。

  • 通知メッセージを受け取るポート番号を設定します。

  • 通知メッセージのチェック方法を選びます。

    ストリング比較

    この欄に入力したテキストと受信テキストが一致するとイベントが発生します。

    レギュラー表現

    この欄に入力した レギュラー表現 と受信テキストが一致するとイベントが発生します。

  • テキストあるいは、 レギュラー表現を入力する。

  • 有効な送信者の IPアドレスリストを設定します (スペース区切り)。以下のレギュラー表現の構文を使用して、送信者のポート番号を確認してください:/^10.1.0.123:42000/

注記

この機能は Web モデルと Basic モデルでは使用できません。

MxMessageSystem

MxBus やネットワークに接続された MxMessageSystem 経由でメッセージが受信されると、カメラはイベントをトリガします。イベントのトリガに使用される MxMessageSystem 名前 を設定します。同じ MxMessageSystem 名には複数のメッセージが定義できます。有効な MxMessageSystem-名前は文字で開始し、スペース、タブ、 "/"(スラッシュ)、 "%" または "."(ドット) などの記号は使用できません。名前は大文字と小文字の区別があり、最大は 31文字です。

シリアル COM In

カメラはシリアルインターフェース経由でメッセージを受信すると、イベントをトリガします

  • 通知メッセージのチェック方法を選びます。

    ストリング比較

    この欄に入力したテキストと受信テキストが一致するとイベントが発生します。

    レギュラー表現

    この欄に入力した レギュラー表現 と受信テキストが一致するとイベントが発生します。

    バイナリ比較

    この欄に入力したバイナリ値と受信テキストが一致するとイベントが発生します。

  • テキストあるいは、 レギュラー表現を入力する。

注記

バイナリ比較する場合は、 ASCII コードに基づく HEXコードを示す特殊文字の入力が必要です。

シリアルインターフェースを設定するときに タイムスタンプ を選択すると、このタイムスタンプはメッセージの一部となり、解析されます。実際のメッセージコンテンツからフィルターをする場合、以下のレギュラー表現が利用できます:

メッセージの任意部分をフィルタリング

^[0-9]{4}-[0-9]{2}-[0-9]{2} [0-9]{2}:[0-9]{2}:[0-9]{2} 。*<表現>

メッセージの開始に合わせてフィルタリング

^[0-9]{4}-[0-9]{2}-[0-9]{2} [0-9]{2}:[0-9]{2}:[0-9]{2} <表現>

メッセージの終了に合わせてフィルタリング

^[0-9]{4}-[0-9]{2}-[0-9]{2} [0-9]{2}:[0-9]{2}:[0-9]{2} 。*<表現>$

フィルタで使用する表現は <表現> と置き換えてください。

例1 メッセージの任意部分をフィルタリング

メッセージ "rror" を含む

^[0-9]{4}-[0-9]{2}-[0-9]{2} [0-9]{2}:[0-9]{2}:[0-9]{2} 。*rror

数字と 1文字以上で始まるメッセージ

^[0-9]{4}-[0-9]{2}-[0-9]{2} [0-9]{2}:[0-9]{2}:[0-9]{2} [A-Za-z]+[0-9]

"Error!" で終わるメッセージ

^[0-9]{4}-[0-9]{2}-[0-9]{2} [0-9]{2}:[0-9]{2}:[0-9]{2} Error!$


システム設定値の保存

設定 ボタンをクリックすると、次にカメラが再起動するまでの間、設定内容が保存され有効になります。

出荷時設定 ボタンをクリックして、このダイアログに工場出荷時設定値をロードします (このボタンはすべてのダイアログにはありません)。

リストア ボタンをクリックすると、カメラに永久保存される前の直近の変更が元に戻ります。

閉じる ボタンをクリックするとダイアログが終了します。ダイアログを終了している間、システムは設定全体に変更があるかどうか確認をします。設定に変更が検出されると、システム設定値を永久に保存するかどうか確認されます。


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