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イベント共通設定

イベント共通設定 ダイアログでは、カメラのイベント制御の動作待機を起動させたり、付随する機能 (カスタム信号マスター/スレーブ 機能、イベント LED) を設定することができます。

注記

ダイアログの全てのオプションを表示するには 全体 ボタンをクリックしてください。

パラメータの記述

メインイベントの動作待機

オプション

パラメータ

動作待機

アーミングを永久停止又は一時停止する時、イベントの検出は継続(画像にシンボルがハイライト表示される)されるが、それ以上の処理は行われない。画像は保存されず、イベントカウントも増加しません。アクションやメッセージ゙送信も実行されません。

起動

カメラは常時待機状態です。

オフ

常時停止画像保存、アクション、メッセージ送信しない

CS1、 CS5、 640x480

該当する カスタム信号trueのときだけ、カメラは動作待機します。

注記

カスタム信号を使用すると、例えば、カメラは信号入力、カメラ照明、または接続済みの MX-GPS-Box などを使用して動作待機の切り替えを行います。

マスターから

マスターカメラ が待機しているときだけカメラは動作待機します。

注意

  • カメラの待機状態は現在プッシュホンを使用して制御できます。このオプションに関する他の説明は、 カメラの遠隔操作 から VoIPを使用したカメラの遠隔制御 ヘルプページを参照してください。

  • カメラモデルや接続されたアクセサリの種類により、 SI入力が利用できない場合があります。

タイムテーブルプロファイル

このダイアログで定義したメッセージを時間制御で待機させるには、 タイムテーブルプロファイルを使用する必要があります。待機を 使用可 にします。タイムテーブルプロファイルは信号入力による待機と組み合わせることもできます。

カスタム信号

オプション

パラメータ

ソース

カスタム信号 CS1CS2CSL は、さまざまなソースから自身を更新するように構成されており、さらにカメラの動作待機制御 (メインイベントの動作待機、録画、アクション) に追加の入力機能として供給して、ローカルカメラで状態を維持します。

CS1CS5 の入力ソース:

オフ

カスタム信号は falseに設定されています。

オン

カスタム信号は trueに設定されています。

信号入力

カスタム信号はローカル信号入力から信号を更新します。 信号入力信号入力状態 パラメータを使用して、その信号をさらに設定ができます。

タイムテーブルプロファイル

カスタム信号はローカルのタイムテーブルプロファイルに基づいた状態を示します。 タイムテーブル パラメータを使用して該当のタイムテーブルを選択してください。

マスターから

マスタカメラのそれぞれのカスタム信号が true のときのみ、カスタム信号が trueになります。

アクションによる

アクションを使用してカスタム信号の切り替えができます。まず、カスタム信号 CS1などの設定を選択します。これで、アクショングループにあるアクションリストの追加エントリが有効になります。

動作待機:~CS1_使用不可

このアクションで CS1を falseへ切り替えます。

動作待機:~CS1_使用可

このアクションで CS1を trueへ切り替えます。

動作待機:~CS1_切り替え

このアクションは CS1を切り替えます。

動作待機:~CS1_使用可_遅延

このアクションは、特定の 遅延発生後にCS1を true に切り替えます。

照明による

  • トリガレベル:トリガレベルをルックスで設定します。

  • 照明ソース:使用するセンサを選択します (例:接続済みの MX-GPS-Box)。

  • 比較:照明がトリガレベルを超過、または低下した場合に切り替えをします。

  • 遅延:短時間の照明増加および減少から引き起こるカスタム信号のトリガを防ぎます。

理論的に組み合わせた カスタム信号の CSLの入力ソースは、以下のとおりです。

オフ

カスタム信号 CSL はローカルで falseに設定されています。

CS1 および CS2

ローカルカスタム状態CS1CS2 の両方が同時に true のときのみ、 CSLtrue になります。

CS1 または CS2

ローカルカスタム状態CS1 および CS2 のどちらか1つが true のときのみ、 CSLtrueになります。

マスターから

マスタカメラのCSLtrue のときのみ、 CSLtrue になります。

カスタム信号のその他の重要な特徴は、それらの信号を マスター/スレーブ 機能を使用して一連のネットワークカメラに配信できるということです。

信号入力

カスタム信号用の入力として使用するためにどれか有効な信号入力を指定できます。カメラのモデルおよび拡張ハードウェアにより、以下のオプションを選択できます。

信号入力状態

信号入力チャネルのどの状態によりそれぞれのカスタム信号が trueに設定されるかを指定できます。

クローズ(low)

選択した信号入力回線が クローズされたときのみ、カスタム信号は true になります。

オープン(high)

選択した信号入力回線が オープンされたときのみ、カスタム信号は true になります。

タイムテーブルプロファイル

このリストから、該当するカスタム信号用の入力としてローカルで定義されたタイムテーブルプロファイルの1つを選択できます。タイムテーブルプロファイルが現在 アクティブのときのみ、カスタム信号は true になります。

マスター/スレーブ

オプション

パラメータ

マスター/スレーブを使用可能にします。

この機能により、 マスターカメラ の動作待機状態およびカスタム信号は、自身の待機動作を制御するこの情報に対応した スレーブカメラ を通じて配信できます。カメラをマスタまたはスレーブのどちらかで動作させたい場合は、このオプションをアクティブにします。または、システムリソースを保存するためにこのオプションを非アクティブにします。

注記

カメラは、カスケーディングマスタ/スレーブ階層で実行するためにマスタまたはスレーブで同時に動作できるように設定できます。この場合、環状構造は避ける必要があります。

マスターカメラ

カメラをスレーブモードで使用したい場合は、マスタカメラを待機状態およびカスタム信号がインポートされるカメラから入力します。マスタカメラにIPアドレスまたはDNS名のどちらかを指定できます。このカメラがマスタとしてのみ使用する場合はこのフィールドをブランクにします。

レプリケーションプロトコルポート

マスタ/スレーブ機能は、ネットワークプロトコルを使用してマスタカメラのステータスを一連のスレーブカメラにリプリケートできます。このフィールドに関連する各カメラでオープンにされるIPポートを入力します。注意:1つのマスタ/スレーブシステムに使用する全カメラは同じレプリケーションプロトコルポートを使用する必要があります。出荷時設定ポートは 60000です。

イベント LED

オプション

パラメータ

LED点滅

このパラメータは LED設定 ダイアログで イベント に設定されたカメラのLEDの点滅を制御します。

  • イベント記録時点滅 (デフォルト):イベント LEDはカメラでイベントを記録している間点滅します。

  • イベント検出時点滅イベント LEDは起動しているイベントがカメラで検出された場合に点滅します。

  • LED点滅しないイベント LEDは点滅しません。

LED点滅(ブリンク)

このパラメータは、 LED設定 ダイアログで イベント に設定されたカメラのLEDのブリンク(点滅する間隔が点滅よりも遅い)を制御するさまざまなオプションがあります。工場出荷時設定値は 記録時点滅です。

動作待機の遅れ時間

オプション

パラメータ

動作待機の遅れ時間

このパラメータでは、信号入力またはアクションで有効にされており、動作待機後のアラームなしで通過する遅延を設定することができます。

非動作待機の遅れ時間

このパラメータでは、動作待機が信号入力によって無効にされた後に通過する遅延を設定することができます。


システム設定値の保存

設定 ボタンをクリックすると、次にカメラが再起動するまでの間、設定内容が保存され有効になります。

出荷時設定 ボタンをクリックして、このダイアログに工場出荷時設定値をロードします (このボタンはすべてのダイアログにはありません)。

リストア ボタンをクリックすると、カメラに永久保存される前の直近の変更が元に戻ります。

閉じる ボタンをクリックするとダイアログが終了します。ダイアログを終了している間、システムは設定全体に変更があるかどうか確認をします。設定に変更が検出されると、システム設定値を永久に保存するかどうか確認されます。


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