MOBOTIX カメラは LAN接続用の 10Mbpsイーサネット インターフェースを持っています。
出荷時に、カメラはクラスAのサブネット用に設定されています。
IPアドレス: |
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サブネットマスク: |
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最初、カメラの動作設定する際、 簡単設定 ウィザードを使用するのは最も手軽で安全です。はじめて システム管理 画面を開くと自動的に実行します。
使用言語を選んだ後で、以下の基本的な設定作業を補助します。
出荷時状態にリセット
ネットワーク設定 (イーサネット、VoIPを使用した発信と着信)
カメラ名
イーサネット インターフェース(カメラのIPアドレスや、ネットワークマスク)
ゲートウェイ(例. イーサネット接続でウェブサイトに画像を格納する際に使用)
ドメインネーム サービス(DNS)
FTPサーバへの画像転送
システム設定値の永久保存
選択した設定内容に応じて、必ずしも全部のダイアログ゙が表示されるわけではありません。
イーサネットインターフェース 設定画面は用語と内容を把握したうえで使用してください。間違った入力をするとカメラに接続できなくなるかもしれません。
パラメータ |
説明 |
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イーサネット |
イーサネットインターフェースの起動/停止出荷時設定値は オン。 |
カメラ名 |
カメラにホスト名をつけることができます。カメラ設置場所がわかるような名前など。カメラ設置場所がわかるような名前など。名前をつけておくと、マルチビュー画面設定時にカメラを指定できます。 注記ホスト名を使ってローカルネットワークのカメラをアクセスするには、DNSサービスが必要で DNSサーバ を指定なければなりません。 |
BOOTP/DHCP |
あなたが利用するネットワークでサービスが提供されていること。カメラは自動的にネットワーク設定値を獲得します。ネットワーク管理者にこのサービスが実施されているか確認してください。BOOTP/DHCP設定がうまく動作すると、他の設定メニューは無視されます。BOOTP/DHCP設定が使えない場合、あなたが設定するか出荷時設定が使用されます。 |
パラメータ |
説明 |
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追加の IPv4 アドレス |
カメラは 2個の異なるネットワーク設定を取り扱えます。カメラをあなたのネットワーク用に設定するとき、 オン を選んで出荷時設定をもう一つの設定(アリアス設定)としておきます。工場出荷時の IPアドレスを使用したカメラへのアクセスがまだ可能であることが確認できます。 注記常に カメラの工場出荷時の Ipアドレスであるため、二つ目の IPアドレスは設定できません。 |
IPアドレス |
IPアドレスによってネットワーク上のカメラをアクセスすることができます。正しい IPアドレスを取得するため、ネットワーク管理者に確認してください。 |
ネットワークマスク |
コンピュータがネットワーク上で通信するには、IPアドレスがネットワークマスクに適合していることが必要です。ネットワーク管理者に使用するネットワークマスクをたずねてください。 |
DHCP範囲の Lower Limit (IPアドレス使用率の超過解除しきい値) |
カメラの DHCPサーバ機能が有効になると、別のデバイスに上限 150の IPアドレスを自動で割り当てます。最初 (最小) の IPアドレスを入力してください。次のルールに従ってください:
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DHCP範囲の Upper Limit (IPアドレス使用率の超過監視しきい値) |
カメラの DHCPサーバ機能が有効になると、別のデバイスに上限 150の IPアドレスを自動で割り当てます。最後 (最大) の IPアドレスを入力してください。次のルールに従ってください:
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パラメータ |
説明 |
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IPv6の動作モード |
カメラが UPv6接続を使用すべきかどうか確定します。自動 モードでは、カメラは自動的にネットワーク上のルータからアドレスを取得します。取得されるアドレスは、カメラの MACアドレスをベースに作成されます。 |
IPv6 アドレス |
手動で割り当てられたカメラの IPv6アドレス通常、カメラの IPv6アドレスは自動的に割り当てられます。使用できる IPv6に関しては、ネットワーク管理者に確認してください。別にアドレスが割り当てられていない場合、出荷時状態のカメラは fd00::10.x.y.z形式の ローカル IPv6アドレスを使用します。 |
プレフィックス長 |
IPv6アドレスのネットワークサイズを設定します (ネットワークマスクの IPv4 アドレスと類似)。正しい値を取得するため、ネットワーク管理者に確認してください。 |
パラメータ |
説明 |
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電力供給 |
通常電源はカメラのネットワークケーブルを介して供給されます (Power over Ethernet)。カメラに選択された PoEクラスは、PoEスイッチからの電力を調整します。この設定で、カメラに接続された拡張モジュールへの電力も制御します。 PoE クラス 2を使用する場合は、拡張モジュール (MxBus) をカメラに 1台接続するのに十分です。複数の拡張モジュールを接続するには、カメラの PoE クラスを 3に設定してください。 Power over Ethernet (PoE) ウィザードを開始するには、 変更 してください。ウィザードには追加の情報が表示され、手順を踏んでプロセスを説明します。 注意スイッチで指定される電力クラスに対して、接続のカメラやモジュールが総消費電力量を超過すると、スイッチはカメラへの電力供給を切断します。この場合、すべてのモジュールを取り外してカメラを再起動し、先ほどよりも高い PoEクラスを設定してから、 MxBus モジュールを再接続してください! |
リンクスピードと全二重 |
このカメラとソフトウェアバージョンにとってベストの接続品質を提供するには、このパラメータを デフォルト のままにしてください。スイッチとの接続トラブルが発生する場合は、別の設定を使用することで解決されるかどうか確認してください。 |
パラメータ |
説明 |
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デフォルトルートとゲートウェイ IPアドレス |
ゲートウェイはネットワーク間のリレーの様な働きがあり、ネットワーク間のデータ通信の調和をとります。別のゲートウェイに特別な ルートが指定されていない場合、デフォルトルートがゲートウェイを設定します。 |
パラメータ |
説明 |
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DNSサーバ |
FTPプロフィールなど一部の設定画面では、IPアドレスの代わりにシンボル名 ( |
ドメイン |
ドメイン名無しでホスト名を入力すると、カメラは自動的にここで定義したドメイン名を追加します。 |
パラメータ |
説明 |
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Zeroconf |
Zoroconfを使用すると、別のネットワークデバイスを自動検索することのできるカメラ機能が有効になります (別名 "Bonjour")。このサービスには中央管理は必要なく、ローカルネットワーク内のデバイス同士の通信を可能にします (IPアドレス、名前 など)。さらに、これらのデバイスはネットワーク内で提供されるサービスをアナウンスします。 この機能により、カメラは追加の IPv4 リンクローカルアドレス を |
Zeroconf名 |
最初に設定した カメラ名 とは異なるZeroconf/Bonjour 名をカメラに使用させる場合は、このフィールドに名前を入力してください。 |
これは国際基準としてポートベースのネットワークアクセスコントロール (NAC) で使用されます。このプロセスでは、すべてのネットワークデバイス ( MOBOTIX カメラなど) はネットワーク接続の際にスイッチで認証を受ける必要があります。適切な認証のないネットワークデバイスは拒否されます。
パラメータ |
説明 |
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IEEE 802.1X |
指定の認証処理で、カメラを IEEE 802.1Xサプリカントとして有効にします。 IEEE 802.1Xがサポートされているか、または必要であるかネットワーク管理者に確認してください。カメラを接続するスイッチ (認証符号) を適切に設定してください。通常、スイッチ (認証符号) はRADIUSサーバなどの認証サーバが必要です。認証処理は認証サーバで制御されます。カメラおよび認証サーバが 常に 同じ処理を遂行しているか確認してください。 |
ID |
カメラが接続されている IEEE 802.1Xネットワーク IDまたはローカルネットワーク名です。 |
ユーザ名 |
認証サーバで使用されるカメラのユーザ名です ( EAP-MD5、 EAP-PEAP および of EAP-TTLSのすべての変種のみに必須; EAP-TLS にはユーザ名は必要ありません)。 |
パスワード |
認証サーバで使用されるカメラのパスワードです ( EAP-MD5、 EAP-PEAP および of EAP-TTLSのすべての変種のみに必須; EAP-TLS にはユーザ名は必要ありません)。 |
CA X.509 証明書 |
X.509ルート証明書は、認証サーバの X.509証明書の証明に必要です (EAP-MD5以外のすべての認証処理で必須)。 既にカメラに X.509ルート証明書が存在する場合、関連データ (「発行者」、「件名」、有効期限) がコメントボックスに表示されます。X.509ルート証明書、サプリカント X.509および対応する秘密鍵は、 IEEE 802.1Xを無効にすることによりカメラから削除されます。 |
サプリカント CA X.509 証明書 |
カメラの X.509ユーザ証明書です (EAP-TLS認証処理でのみ必須)。 既にカメラにサプリカント X.509証明書が存在する場合、関連データ (「発行者」、「件名」、有効期限) がコメントボックスに表示されます。X.509ルート証明書、サプリカント X.509および対応する秘密鍵は、 IEEE 802.1Xを無効にすることによりカメラから削除されます。 |
サプリカント X.509の秘密鍵 |
カメラ用の秘密鍵です (EAP-TLS認証処理でのみ必須)。 X.509ルート証明書、サプリカント X.509および対応する秘密鍵は、 IEEE 802.1Xを無効にすることによりカメラから削除されます。 |
サプリカント X.509の秘密鍵、パスフレーズ |
カメラの秘密鍵のパスフレーズが含まれます。( EAP-TLS 認証処理でのみ使用されます。) |
IEEE 802.1Xに関する必要な情報を取得するには、ネットワーク管理者に確認してください。カメラだけでは必要なすべての認証処理用の証明書が作成できません (例外:EAP-MD5)。
取り付け時に IEEE 802.1Xを使用する場合、各ネットワークデバイスには個別のユーザ名およびパスワード/X.509 ユーザ証明書を割り当ててください。
すべてのネットワークデバイスに対して同じユーザ名とパスワードや、 X.509 ユーザ証明書を使用している場合、デバイスの盗難によりセキュリティ全体が脆弱になります。この場合、残りのネットワークデバイスすべての認証情報を変更することになります。ネットワークデバイスに固有に認証情報が使用されている場合は、認証サーバから盗まれたデバイスの認証情報をロックすることができます。これにより、残りのデバイスを再設定する必要はなくなります。
EAP-MD5認証処理は不安定なので使用しないでください。
設定 ボタンをクリックすると、次にカメラが再起動するまでの間、設定内容が保存され有効になります。
出荷時設定 ボタンをクリックして、このダイアログに工場出荷時設定値をロードします (このボタンはすべてのダイアログにはありません)。
リストア ボタンをクリックすると、カメラに永久保存される前の直近の変更が元に戻ります。
閉じる ボタンをクリックするとダイアログが終了します。ダイアログを終了している間、システムは設定全体に変更があるかどうか確認をします。設定に変更が検出されると、システム設定値を永久に保存するかどうか確認されます。
これらの設定を有効にするには、 システム設定を保存して カメラを再起動する必要があります!
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