目次  MOBOTIXオンラインヘルプ

カメラの起動

カメラは電源(または電源にインライン接続しているネットワークやISDNケーブル)が接続されると自動的に動作を開始します。

MOBOTIXを起動するときのオプション D15

カメラのカバーの下に組み込まれたマグネット式のスイッチを使用すると、 MOBOTIX D15の起動時の動作を変更できます。出荷時IPアドレスで使用開始したり、あるいはダイナミックIPアドレスを取得するためにDHCPを使用することもできます(DHCPサーバがネットワークで使用できる場合)。DHCPを使用する場合、IPアドレスと他のネットワークデータは自動的にボイスメッセージでアナウンスされます。

MOBOTIXのカメラキー D15

MOBOTIX D15 には 1つだけ"キー"があります。このキーは、カメラに同梱されたカスタムツールの裏側にあるマグネットを使用して動作させます。カメラのカバーを取り除いてキーを操作可能な状態にします。

キー "L"

 

DHCPによるカメラの起動: D15

カメラの起動を開始すると、ローカルネットワークにある DHCPサーバからアドレスを取得しようとします。

  • カメラが起動している場合は、一度カメラの電源を切ります。

  • カメラの電源を接続します。

  • 下と右の LEDが同時に点滅するまで待ちます。

  • カスタムツールのマグネット側を図の "L" のラベルが貼られたボタンの位置に合わせます。

  • カメラの音声が2回("ボイン"音2回)再生されたらカスタムツールを離します。

起動したら、カメラは自動的にIPアドレス、ネットワークマスク、MACアドレスをアナウンスします。

注記

起動したカメラにもう一度ネットワーク設定をアナウンスさせるには、カスタムツールのマグネット側を図の "L" のラベルが貼られたボタンの位置に合わせます。

出荷時設定のIPアドレスによるカメラの起動: D15

出荷時設定のネットワーク設定値でカメラを起動します。

  • カメラが起動している場合は、一度カメラの電源を切ります。

  • カメラの電源を接続します。

  • 全てのLEDが同時に全部つくまで数秒待ちます。

  • カスタムツールのマグネット側を図の "L" のラベルが貼られたボタンの位置に合わせます。

  • カメラの音声("ボイン"音)が再生されたらカスタムツールを離します。

カメラは出荷時設定値でアクセスできるようになります。出荷時設定でカメラを起動すると、パスワードは リセットされません

注記

カメラのキーを設定値をロードするために使うとき、この設定は自動保存 されません 。カメラのキーを使用せずにカメラを再起動すると、 最後に保存された 設定値が使用されます。

MOBOTIX M15、 D24M/D25、 M24M/M25、 Q24M/Q25、 S15、 c25、 i25、 p25 および v25を起動するときのオプション

MOBOTIX カメラを起動するときは本体にあるキーからオプションが選択できます (D24M/D25 のキーは本体内部にあります)。出荷時IPアドレスで使用開始したり、あるいはダイナミックIPアドレスを取得するためにDHCPを使用することもできます(DHCPサーバがネットワークで使用できる場合)。DHCPを使用する場合、IPアドレスと他のネットワークデータは自動的にボイスメッセージでアナウンスされます。

注記

Web モデルと Basic モデルは音声機能がないため、ネットワーク設定は アナウンスされません

M15、 D24M/D25、 M24M/M25、 Q24M/Q25、 S15、 c25、 i25、 p25 および v25のカメラキー

MOBOTIX カメラには前面に 2つキーがあります (カメラにRLのラベルが貼られています):

R = カメラ右側

MOBOTIX M15

(カメラ側から見て)

 

L = カメラ左側

(カメラ側から見て)

MOBOTIX D24M/D25

R = カメラ右側

(カメラ側から見て)

 

L = カメラ左側

(カメラ側から見て)

MOBOTIX M24M/M25

R = カメラ右側

(カメラ側から見て)

 

L = カメラ左側

(カメラ側から見て)

MOBOTIX Q24M/Q25

R = カメラ右側

(カメラ側から見て)

 

L = カメラ左側

(カメラ側から見て)

MOBOTIX S15D

R = カメラ右側

(カメラ側から見て)

 

L = カメラ左側

(カメラ側から見て)

MOBOTIX S15M

R = カメラ右側

(カメラ側から見て)

 

L = カメラ左側

(カメラ側から見て)

MOBOTIX c25

R = カメラ右側

(カメラ側から見て)

 

L = カメラ左側

(カメラ側から見て)

MOBOTIX i25

R = カメラ右側

(カメラ側から見て)

 

L = カメラ左側

(カメラ側から見て)

MOBOTIX p25

R = カメラ右側

(カメラ側から見て)

 

L = カメラ左側

(カメラ側から見て)

MOBOTIX v25

R = カメラ右側

(カメラ側から見て)

 

L = カメラ左側

(カメラ側から見て)

DHCPによるカメラの起動:M15、 D24M/D25、 M24M/M25、 Q24M/Q25、 S15、 c25、 i25、 p25 および v25

カメラの起動を開始すると、ローカルネットワークにある DHCPサーバからアドレスを取得しようとします。

  • カメラが起動している場合は、一度カメラの電源を切ります。

  • カメラの電源を接続します。

  • 両方のLEDが同時につくまで数秒待ちます。

  • 必ず R キーは 4秒以内に押します。 M15、 D24M/D25、 Q24M/Q25、 c25、 i25 または p25には先が鋭く尖ったものを使うのではなく、ペーパークリップなどを使用してください。

  • 数秒後にカメラが音声 ("ボイン"音 2回WebBasic モデルは除く)を再生します。

  • 起動すると、カメラは自動的にIPアドレス、ネットワークマスク、MACアドレスをアナウンスします (例外: Web および Basic モデル)

これで、カメラがアナウンスした IPアドレスを使用してアクセスができます。

注意

  • カメラを起動するたびに同じネットワーク設定を使用する場合は、 R キーを1回だけ押します。

  • D24M/D25 カメラの音声出力には、 ExtIOの接続が必要です。

出荷時設定のIPアドレスによるカメラの起動:M15、 D24M/D25、 M24M/M25、 Q24M/Q25、 S15、 c25、 i25、 p25 および v25

出荷時設定のネットワーク設定値でカメラを起動します。

  • カメラが起動している場合は、一度カメラの電源を切ります。

  • カメラの電源を接続します。

  • 両方のLEDが同時につくまで数秒待ちます。

  • 必ず L キーは 4秒以内に押します。 M15、 D24M/D25、 Q24M/Q25、 c25、 i25 または p25には先が鋭く尖ったものを使うのではなく、ペーパークリップなどを使用してください。

  • 数秒後にカメラが音声 ("ボイン"音 2回WebBasic モデルは除く)を再生します。

出荷時 Ipアドレスを使用して、再度カメラにアクセスすることができます (カメラハウジングのラベルを参照)。

注意

  • カメラの L キーを使用して出荷時のネットワーク設定をロードすると、自動でフラッシュメモリへは保存されません。カメラの L キーを使用せずにカメラを再起動すると、 最後に保存された ネットワーク設定が使用されます。

  • 出荷時設定でカメラを起動すると、パスワードは リセットされません

MOBOTIXを起動するときのオプション IPビデオ・ドア・ステーション

MOBOTIX カメラを起動するときは本体にあるキーからオプションが選択できます。現在のカメラシステムの設定値を工場出荷時の設定値にリセットすることができます。また、自動で初期設定を有効にすることができます。

MOBOTIXのカメラキー IPビデオ・ドア・ステーション

MOBOTIX カメラには、照明キーとベルキーの 2つが装備されています。

 

上のキー (照明)

下のキー (ベル)

自動初期設定を使用してカメラを起動する: IPビデオ・ドア・ステーション

カメラを起動すると、自動初期設定が実行されます。

  • カメラが起動している場合は、一度カメラの電源を切ります (約 30秒間)。

  • カメラの電源を接続します。

  • 両方のLEDが同時につくまで数秒待ちます。

  • 4秒以内にカメラのベルキー (下側) を押して、点滅するまで押し続けます。これで、自動初期設定は実行され、約 5分ほどかかります。

KeypadRFID/Keyless モジュールがインストールされている場合、自動初期設定が完了すると番号キーは同時に点滅します。これで、カメラがアナウンスした IPアドレスを使用してアクセスができます。

出荷時の事前設定を使用してカメラを起動する: IPビデオ・ドア・ステーション

出荷時設定のネットワーク設定値でカメラを起動します。

  • カメラが起動している場合は、一度カメラの電源を切ります (約 30秒間)。

  • カメラの電源を接続します。

  • 両方のLEDが同時につくまで数秒待ちます。

  • 4秒以内にカメラの照明キー (上側) を押して、点滅するまで押し続けます。

  • 数秒後にカメラが音声 ("ボイン"音 1回)を再生します。

出荷時 IPアドレスを使用して、再度カメラにアクセスすることができます (カメラハウジングのラベルを参照)。

注意

  • カメラの照明キー (上側) を使用して出荷時のネットワーク設定をロードすると、自動でフラッシュメモリへは保存されません。カメラの照明キーを使用せずにカメラを再起動すると、 最後に保存された ネットワーク設定が使用されます。

  • 出荷時設定でカメラを起動すると、パスワードは リセットされません

オペレーティングシステムのバックアップ

システムソフトウエアのアップデート中に使用しているオペレーティングシステムが破損した場合、カメラを再起動すると、完全な機能を備えたオペレーティングシステムのバックアップが自動的に使用されます。前回設定した内容はすべて有効になっています。再起動すると、カメラはバックアップのオペレーティングシステムで稼働しますが、接続は維持されます。

オペレーティングシステムのバックアップでは、出荷時のソフトウェアのバージョンが表示されます。バックアップは 上書きできません

システムソフトウェアのアップデート に失敗した場合、 カメラステータス を開いて、カメラの ソフトウェアバージョン を確認します。フトウェアバージョンが出荷時のバージョンと同じ場合は、新しいバージョンで アップロードの手順を再開します


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