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アクショングループ (詳細画面)

アクショングループ一覧 ダイアログおよび対応する詳細画面 ( 編集...押下後の画面) では、カメラがイベントを検出場合のアクション制御の方法が説明されています。

注記

たとえ アクションプロファイル パラメータが有効であっても、カメラは イベント共通設定 ダイアログの 動作待機 パラメータが使用可の場合選択したアクションだけを実行します。

共通設定

イベント制御が使用可になと、カメラはこのダイアログで有効なイベントを使用することができます。 イベントの選択すべて (デフォルト) に設定されると、カメラはこのリストにある有効イベントをすべて処理します。リストから特定のイベントのみ選択するには、 [Ctrl]-クリックを使用すると指定のイベントを強調表示することができます。

もし、無効イベントを使用する場合 (括弧でグレー色)、選択は可能ですが イベント設定 ダイアログから使用可にし設定する必要があります。

オプション

説明

動作待機

このパラメータは、アクショングループのアクティブステータスを制御します。

  • 使用可:アクショングループは常に動作待機しています。

  • オフ:アクショングループは無効です。設定項目は画面で非表示になっています。保存はされています。

  • CS1, ..., CS5, CSL:アクショングループは対応する カスタム信号trueの場合のみ動作待機します。

タイムテーブルプロファイル

このダイアログで定義したアクショングループを時間制御で有効にするためには、 タイムテーブルプロファイルを選択してください。アクショングループの 動作待機 切り替えは、 オフに設定してはなりません。

イベントの選択

リスト中の必要なイベントだけハイライト表示することにより、カメラがどの新しいアクションを開始させるのか、その数を制限することができます。この場合、以下に述べるアクションはハイライト表示されたイベントだけに反応します。

注記

この選択は、カメラの内部画像ストレージやファイルサーバの画像録画に影響 しません

アクションのデッドタイム

アクショングループが開始すると、このパラメータで設定した時間は再度開始しません。

アクションチェーン

このパラメータでは、複数のアクションがどのように実行されるか指定することができます (同時または連続)。また、個別のアクションに対する成功や失敗にカメラは色々な反応をします。

  • 同時:すべてのアクションは、成功や失敗の検知、またはタイムアウトエラーが発生するまで同時に開始し、実行されます。

  • 最初の成功まで同時:すべてのアクションは、成功や失敗が検知されるまで同時に開始し、実行されます。1つのアクションが成功に終わると、残りのアクションはスキップされます。

    注記

    電話の場合、成功とは受信者がコールを受け取り、必要に応じ適切な認証を入力することです。

  • 連続:アクションは、特定の順番 (上から下) でひとつずつ開始します。1アクションが成功または失敗に終わると、カメラはアクションチェーンから次のアクションを実行します。

  • 最初の成功まで連続:アクションは、特定の順番 (上から下) でひとつずつ開始します。1アクションが失敗に終わると、カメラはアクションチェーンから次のアクションを実行します。そして、成功するとアクションチェーンが終了します。

    注記

    電話の場合、成功とは受信者がコールを受け取り、必要に応じ適切な認証を入力することです。

  • 最初の失敗まで連続:アクションは、特定の順番 (上から下) でひとつずつ開始します。1アクションが成功に終わると、カメラはアクションチェーンから次のアクションを実行します。1つのアクションが失敗に終わると、残りのアクションはスキップされます。

    注記

    アクションによっては同時に起動できません (例:音声再生など)。この場合、実行の正確な順序は定義されません。このような種類のアクションを数多く追加すると、残りのアクションはタイムアウト制限に到達するとスキップされます。

アクション

イベントの選択 で複数のイベントを選択し、またアクショングループが動作待機中で現在デッドタイムがない場合、カメラは特定のアクションを実行します。

アクション

説明

電話

VoIPアドレスまたは電話を呼び出します。

電話プロファイル ダイアログから、 VoIPアドレスや電話番号を定義します。

FTP

FTPサーバに画像を送ります。

FTPプロファイル ダイアログを開いて、 FTPファイルの転送を設定します。

Eメール

Eメールで通知を送信します。

Eメールプロファイル ダイアログを開いて、Eメールのプロファイルを設定します。

ネットワークメッセージ

PCまたは別のカメラの TCPポートにネットワークメッセージを送信します。 IP Notifyプロファイル ダイアログを開いて、ネットワークメッセージを設定します。

サウンドの再生

音声ファイルを再生します。

音声プロファイル ダイアログを開いて、再生プロファイルを設定します。

シグナル出力

指定された期間信号出力を閉じる、または開きます。

信号出力プロファイル ダイアログを開いて、信号出力アクションのプロファイルを定義します。

アクションの作成

ダイアログの最後にある 新しいアクションの追加 を使用して、新しいアクショングループを作成します。

アクションの削除

削除するアクションの 削除 オプションを使用可にして、ダイアログ下部にある 設定 をクリックします。

注意

設定 ボタンをクリックすると、カメラは すぐに カメラの アクティブ設定 で有効にされた 削除チェックボックスと一緒に全てのアクションを削除します。システム設定を永久に保存するためには、ダイアログ下部にある 閉じる ボタンをクリックしてくださ ( 設定値を保存していますを参照)。.

カメラの永久メモリに保存されたアクショングループのオプションをロードするためには、ダイアログ下部にある リストア ボタンをクリックします。


システム設定値の保存

設定 ボタンをクリックすると、次にカメラが再起動するまでの間、設定内容が保存され有効になります。

出荷時設定 ボタンをクリックして、このダイアログに工場出荷時設定値をロードします (このボタンはすべてのダイアログにはありません)。

リストア ボタンをクリックすると、カメラに永久保存される前の直近の変更が元に戻ります。

閉じる ボタンをクリックするとダイアログが終了します。ダイアログを終了している間、システムは設定全体に変更があるかどうか確認をします。設定に変更が検出されると、システム設定値を永久に保存するかどうか確認されます。


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