グループアクセスコントロールリスト ダイアログでは、 ユーザとパスワード ダイアログで割り当てられたカメラのユーザグループを管理することができます。
公的アクセス の行では、該当の画面や機能の公的アクセスを設定することができます (例:アクセスにユーザ名とパスワードは必要ありません)。この行のチェックボックスを有効にすると、以下のグループアクセス権限の編集はできません。特定の画面や機能向けに個別のアクセス権を設定するには、この行でチェックボックスを無効にし、個々のグループにアクセス権を設定してください。
グループ数の登録は最大 25グループまでです。
グループ名は最低 3文字以上、最大 16文字です。
使用可能な文字は Aから Zの大文字と小文字、数字 "0-9"、"."(ドット)、"-"(ハイフン)、"_"(アンダースコア) です。
入力には大文字と小文字の区別があります。
admins(管理者) グループの名前変更や削除はできません。
グループの設定後は、カメラの永久メモリに設定を保存しなければなりません。システム設定がカメラの永久メモリに保存されていないと、変更したグループは 次回カメラが再起動されたときに有効になります!この場合、安全性の問題が発生する恐れがありますので注意してください!
カメラは設定を保存するよう自動的に要求するので、ダイアログ最後の 閉じる ボタンを押してください。
このダイアログを工場出荷時設定に再設定すると、このダイアログのオプションだけでなく ユーザとパスワードオプションも再設定されます!工場出荷時設定に再設定した後、ユーザ名とパスワードを入力するように要求してきた場合、ユーザ名は admin
、パスワードは meinsm
を入力してください。
工場出荷時設定により、カメラの画面および機能のほとんどに 公的アクセスが可能になります。カメラを公的アクセスから保護する場合、 公的アクセスからカメラの保護の説明に従って処理します。
デフォルト値により、新規グループはアクセス権なしで作成できます。使用したいチェックボックスが無効 (グレー) の場合、 公的アクセス のダイアログ上部にある該当のチェックボックスを無効にしてください。
画面を有効にすると、ソフトウェアは自動で 機能 項目から必要な 最小アクセス権限 を設定します。ダイアログの全オプションを表示するには 全体 ボタンをクリックしてください。これらのチェックボックスは、特定のグループ画面でこの特定のグループが非アクティブになっている場合はこれらのチェックボックスにチェックが入ったままになっています。それらは必要に応じて1つずつ外さなければなりません。
削除したいグループの後にある グループの削除 オプションを起動して、ダイアログの下部にある 設定 をクリックします。
グループを設定後、カメラの永久メモリにその設定を保存しなければなりません。システム設定がカメラの永久メモリに保存されていないと、削除した全グループは 次回カメラが再起動されたときに有効になります!
グループが削除されている場合は、 ユーザとパスワード ダイアログの削除されたグループに割り付けられた全ユーザは undefined(未定義) グループに割り付けられます。
admins(管理者) グループは削除できません。このグループのユーザは 常時 管理者メニューにアクセスできます。
アクセス権は3つのセクションに分けることができます。
Screen/View はカメラの画面へのアクセスを管理します。
Function はカメラの特定の機能へのアクセスを管理します。
Configuration はカメラのシステム設定パラメータへのアクセスを管理します。
このセクションのカメラ画面へのアクセスを各グループごとに個別に設定できます。
最小アクセス権を許可するために、画面(公的アクセスが可能なときチェックボックスがグレーの場合でも)がアクティブの場合 機能 セクションの該当するアクセス権が自動的に許可されます。画面や表示が 無効 の場合、これらのアクセス権はチェックのままで、 1つずつ解除する必要があります。詳細情報については、 最小アクセス権限 を参照してください。
アクセス権 |
説明 |
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ゲスト画面 |
ゲスト 画面ではカメラのライブ画像の表示、あらかじめ設定された範囲での 画像レート の設定および画面の下部にある メニュー リンクをクリックして ライブ 画面にアクセスすることができます。 別途参照 |
ライブ画面 |
ライブ 画面には MOBOTIX カメラの現在の画像が表示されます。 ドロップダウンメニュー を使用するとイメージコントロール機能とカメラの管理機能にアクセスでき、 セットアップメニュー を開くと全部の画像とイベントコントロールのダイアログへのリンクが表示されます。 管理者メニュー にはカメラの設定の全てのダイアログがあります。 |
再生画面 |
再生 画面はカメラの内部、または外部の画像ストレージに保存されたイベントの表示やダウンロードに使用します。 別途参照 |
マルチビュー |
複数のカメラやイベントを1台のカメラに表示する マルチビュー 画面はパターンの異なる複数のカメラを組み合わせて、個々のカメラに特別な機能(強調表示、アラームによるフォーカスなど)を割り当てるために使用します。 別途参照 |
PDA画面 |
PDA 画面は低解像度の機器に現在のカメラ画像を表示します (PDAやスマートフォンなど)。 PDAでイベントのリストを表示したり、イベント画像をダウンロードする場合は PDAイベントリストを開きます。 別途参照 |
MxCC |
この権利は MxControlCenterを使用してアクセスを管理します。 別途参照 |
このセクションのアクセス権は適切な動作のために各 画面 で必要とされています。必要に応じて 1つずつ無効にできます。ダイアログの全部のオプションを表示するには More ボタンをクリックしてください。
アクセス権 |
説明 |
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お知らせ |
MOBOTIX カメラの インフォ 機能からカメラの様々な情報 (モデル、改訂版、ソフトウェアバージョン、ネットワーク設定など) を示す カメラステータス ダイアログにアクセスができます。 |
ゲスト画像 |
この機能は、 MOBOTIX カメラの ゲスト 画面 (上記参照) でライブ画像を見るために必要です。フレームレートを遅くしてライブ画像だけ表示します。 |
ライブ画像 |
この機能は、 MOBOTIX カメラの ライブ 画面 (上記参照) でライブ画像を見るために必要です。フレームレートを最大にして現在のライブ画像を表示します。 |
画像リンク |
この機能により、様々な画像を配信する MOBOTIX カメラの CGIインターフェースから画像を入手できます。 |
イベント |
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API(QC、SB) |
この機能により、HTTP APIインターフェースにアクセスでき、カメラをリモートコントロールできます。また、このインターフェースはクイックコントロール(ライブ画像の上のドロップダウンリスト)や様々な画面のソフトボタンで使用されます。 別途参照 |
このセクションのアクセス権により、 MOBOTIX カメラの様々な設定にアクセスできます。
アクセス権 |
説明 |
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Admin (管理者) |
この権利により、 MOBOTIX カメラの 管理者 メニューや設定ダイアログ (ネットワークパラメータ、ファイルサーバでのイベントストレージ、伝送プロファイル、音声や電話設定など) の全てにアクセスすることができます。 別途参照オンラインヘルプの目次にある管理者メニュー セクション |
画像設定 |
この権利により、 MOBOTIX カメラの 設定メニュー (Setup Menu)の画像制御ダイアログへのアクセスが許可されます。 別途参照目次のセットアップメニュー > 画像制御 セクション |
イベント設定 |
この権利により、 MOBOTIX カメラの 設定メニュー (Setup Menu)のイベント制御ダイアログへのアクセスが許可されます。 別途参照オンラインヘルプの目次にある設定メニュー (Setup Menu) > イベント制御 セクション |
特定の 画面 は適切な操作のために 機能 が必要です。例えば、 ゲスト 画面は Guest Image 機能を必要とし、 ライブ 画面は Live Image 機能を必要とします ( 機能 テーブルを参照)。
アクセス権の設定を容易にするために、画面がグループに対してアクティブになると(必要な 機能 のチェックボックスが自動的にアクティブになります)、画面の全要求機能を自動的に設定します。自動的に追加されたアクセス権は、適切に実行する画面に対して機能をすべて含みます。
1度設定されてもチェックボックスは手動で再度非アクティブにできます。従って1つのグループが ライブ 画面にアクセス可能で、 API (QC、 SB) でコントロールされた機能を使用することができません。同様に、 ゲスト画像 機能を使用してグループの ゲスト 画面へのアクセスを許可され、 インフォ 機能にもアクセスすることができます。
公的アクセス 行のチェックボックスにより、カメラ画面、機能、システム設定セクションに公的アクセスが許可されます。つまりカメラのこれらの部分にアクセスするためにユーザ名やパスワードは必要ありません。例外は、 Admin(管理者) 設定セクションです。これは公的アクセスで開くことは できません 。
画面または機能に個別のアクセス権を設定したい場合は、 Public Access 行のチェックボックスのチェックを外して無効にして、個々のグループにアクセス権を設定します。
不正アクセスからカメラを保護するために以下の手順を実行してください。
カメラから特定のユーザグループへのアクセスを制限したり、制限された仕事環境で制御するためには、 スケジュールされたアクセスコントロール ダイアログから設定してください。詳細は、 スケジュールされたアクセスコントロール "監督者" のヘルプ画面を参照してください。
設定 ボタンをクリックすると、次にカメラが再起動するまでの間、設定内容が保存され有効になります。
出荷時設定 ボタンをクリックして、このダイアログに工場出荷時設定値をロードします (このボタンはすべてのダイアログにはありません)。
リストア ボタンをクリックすると、カメラに永久保存される前の直近の変更が元に戻ります。
閉じる ボタンをクリックするとダイアログが終了します。ダイアログを終了している間、システムは設定全体に変更があるかどうか確認をします。設定に変更が検出されると、システム設定値を永久に保存するかどうか確認されます。
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