アクセスコントロール 画面では、カメラへのアクセスを許可、またはアクセスを阻止する IPアドレス、サブネットおよびドメイン名を管理することができます。カメラへのアクセス制御には IPプロトコルレベルが使用されており、パスワードに基づいた HTTPプロトコルレベルのユーザ認証から独立しているため、パスワードに基づいた認証に取って代わります。PCがカメラに IPレベルでのアクセスができない場合、PCからカメラに到達する方法はありません。PC がカメラに IPレベルでのアクセスができる場合は、 ユーザ名およびパスワード ダイアログで指定されているように、パスワードに基づいたユーザ認証が次のステップになります。
ルール (IP アドレス、サブネットおよびドメイン名) は、ダイアログの アクセスルールの許可 および アクセスルールの拒否 セクションで指定されます。 一致なし セクションは、他のアクセスルールでは言及されていない全 IP アドレス、サブネットおよびドメイン名が制御されます。
アクセスルール |
説明 |
---|---|
許可 |
ルール (例: IP アドレス/サブネット/ドメイン名) が適用される場合、カメラへのアクセスが許可されます。 |
一時的に許可 |
ルールが適用されると、カメラへのアクセスが許可されます。このルールは次にカメラが再起動するまで有効です。 |
拒否 |
ルールが適用されると、カメラへのアクセスが拒否されます。 |
一時的に拒否 |
ルールが適用されると、カメラへのアクセスが拒否されます。このルールは次にカメラが再起動するまで有効です。 |
停止 |
ルールは無視されます。 |
ルールを削除 |
このオプションは既存のルールにのみ利用できます。ルールの削除には、このチェックボックスを有効にしてください。 |
一般的に使用される表記の単一の IPアドレス (xxx.xxx.xxx.xxx
、 例: 192.168.1.163
)。
IP/MASK
としての完全なサブネット、 IP および MASK は一般的に使用される表記で指定されます (xxx.xxx.xxx.xxx/nnn.nnn.nnn.nnn
、 例: 192.168.1.0/255.255.255.0
)。
条件を満たすドメイン名としての PC、例: ftp.mobotix.com
。
ドット (終止符) で始まる DNSドメイン内にある全ての PC、例: .mobotix.com
。
ドメイン名を使用する場合は、 DNS サーバ が インターネットインターフェース ダイアログから設定されていることを確認してください。
ネットワークデバイス (例: PC) がカメラのウェブサーバに TCP/IP接続を試みると、処理は開始します。まずカメラは アクセスルールの許可を処理します。アクセス中の PC (デバイス) がルールに見つかると、カメラはウェブサーバへのアクセスを許可されます。どの アクセスルールの許可 も適用されない場合、 アクセスルールの拒否 が適用されます。もし、アクセスルールの拒否が適用されると、 HTTP接続はエラーメッセージと共に終了します。万が一、許可/拒否のどちらのルールも適用されない場合は、 一致なし セクションでアクセスが制御されます。
PC ftp.mobotix.com
からカメラに直接アクセスすることができます。
mobotix.com
がドメインである全ての PCは、カメラにアクセスできません。
ドメイン mobotix.com
に属さない全ての PCはカメラにアクセスすることができます。
アクセスルール |
モード |
ルール |
---|---|---|
許可 |
許可 |
|
拒否 |
拒否 |
|
一致なし |
許可 |
- |
設定 ボタンをクリックすると、次にカメラが再起動するまでの間、設定内容が保存され有効になります。
出荷時設定 ボタンをクリックして、このダイアログに工場出荷時設定値をロードします (このボタンはすべてのダイアログにはありません)。
リストア ボタンをクリックすると、カメラに永久保存される前の直近の変更が元に戻ります。
閉じる ボタンをクリックするとダイアログが終了します。ダイアログを終了している間、システムは設定全体に変更があるかどうか確認をします。設定に変更が検出されると、システム設定値を永久に保存するかどうか確認されます。
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